モアイの誘い
ムーチャスエルテのジフ ムーチャ・スエルテはスペイン語で『がんばって』という意味です!!

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COLOMBIA
第 12 話
とっても小さな白昼強盗・後編
2000年07月31日

Gショック
Gショック
盗まれた G ショック
私がそのとき持っていたものは 財布でその中に入っている3ドル程度の 小銭だけで パスポートもカードも何も持ち合わせていなかった。 私はとにかく、彼の目的は お金なので すぐに財布を彼に渡すことにした。 もしも、私が移動中で全財産を持っていたなら 私は彼に向かってとび蹴りをして、 体勢を崩させて、馬乗りになりナイフを奪おうと していただろう。 闘うリスクは、相手がナイフを持っているので 大怪我を負う可能性があり非常に高い。 逆にこのまま、 彼の言いなりになって このまま財布を奪われても なくなるのは、少量のお金のみである。 私はそれを瞬時にはかりにかけた。 彼に 「 Te doy mi cartela 」 と大きな声でいい、 自分の財布を彼に渡そうとした。 そのときであった。 いつまにか、横から もう1人、子供の浮浪者が現れたのだ。 彼はいったい? そして、彼は僕に 「 Chino reloj 」 と言い放ち、僕の左手にはめられている 黒のGショックを見ていた。 彼はどうやら、ドサクサにまぎれて 僕の腕時計を手に入れようという腹である。 私がそのとき、思ったのは ナイフを持って僕のところに 恐喝しにきた少年は まあ、やる気があっていいけど この子供はドサクサにまぎれて リスクなしに儲けようとしているだけじゃないか という気持ちだった。 しかし、僕はナイフを目の前にして 下手な動きをするのは 大怪我のもと、 僕は時計も財布も彼らに渡すことにした。 後から、現れた子は僕の近くにやってきて まず、僕の財布を取って、 自分のズボンのポケットにいれた。 しかし、腕時計のほうは 一生懸命外そうとしているが、 不器用でなかなか外せない。 新しくきた彼は 本当に不器用だった。 ナイフを持った子供は まだか、まだかと ナイフをこちらにちらつかせて 彼が腕時計を外すのを待っている。 僕は彼らは共犯ではないと思った。 途中からきた少年はただ 有利な状況を偶然見つけて 参入したにすぎないと ナイフを持って現れた少年は 戦利品をもらう権利はあるだろうが、 なんの努力もしていない 新規参入の少年はもらう権利はないのではないか? 私はそれまで冷静であったが、 新しく現れた少年に対して怒りを 感じていた。 途中から参入した少年が 僕の腕時計を外した。 ナイフを持った少年も腕時計が 外れたのを 確認して 2人同時に 大きな道路の反対側に走りだした。 僕の体も条件反射か彼らを追って走り出していた。 財布とGショックを持っているのは 途中からきた少年であるから、 それを取り返すにはその少年を捕まえる必要があるのだが、 もしも彼を捕まえても、もう1人のナイフを持った少年が 僕にナイフで切り向かってくる危険がある。 僕はその危険を考慮して、まずナイフを持った少年の ナイフを奪いとって、そのあと 僕の持ち物をとった少年を捕まえることにした。 彼らが逃げれると思って微笑んだのも、 つかの間、 僕は走りながら、すでに流れるように空中に飛んでいた。 僕のフライングドロップキックがナイフを持って逃げる少年の 背中の首筋に近い部分にもろに入った。 その少年は道路の真ん中に前のめりに頭から たたきつけられた。 そして、倒れたショックでナイフは少年の手を離れた。 僕はそのナイフをすぐに手にとり、 人がいないのを確認して、道路の隅に転がすように 力いっぱい投げとばした。 もう1人の少年は連れが倒されたのを 後ろを振り向いてわかったのだが、 彼は仲間のことなど、おかまいなしのようで そのまま逃走を続けた。   私は、もう1人の逃げる少年のほうにいる人々に そいつは泥棒だ。 つかまえてくれと いったが、無反応だった。 僕はもう1人の少年を追おうと走りだそうと思ったが、 さっき、転んだ少年が転ばされた怒りにまかせてか 僕に向かって殴りかかってきた。 少年相手にケンカしてもしょうがないことは わかっていたが、顔を覚えられた状態では また、町で狙われてしまうのではないかと いう懸念があった。 こういう、場合はとことんまで痛めつけなくては また、同じことをやるに違いない。 と私は思った。 私はかわいそうと思ったが、 彼に肉体的に制裁を与えた。 1分ほどの時間がたったか 彼はもう起き上がれなくなるくらいまで 傷ついていた。 僕はもう1人の少年が逃げていった道のほうに かけ始めた。 今から、果たして彼を捕まえることはできるのだろうか。 大通りから彼が曲がった道に入ろうとしたときだった。 警察官2人がが僕の前方に現れた 私は警察官に 「 少年が走ってきませんでしたか 」 と尋ねると 「 ええ。走ってきました。 」 「 そうですか。彼は今 僕から、財布と時計をとって 逃げたのです。」 警察官は僕に 「 どのような時計でしたか? 」 と尋ねてきた。 「 黒い大きな時計でCASIOという日本の時計です 」 すると、彼は 「 これではないですか? 」 と数分前まで僕の手にはめられていた Gショックを持っていた。 「 ああ。それです。」 所有者を代えた時計はまた、元の所有者のもとに 戻った。 それで、財布も取られたのですが、 財布はどうですか? いやあ、財布までもっているとはわかりませんでした。 それで、逃げた彼の仲間がいて、 さっき捕まえたんですけど、 といって、 さきほどの彼の方を指差した。 彼は体の痛みをこらえながら 歩きだそうとたちあがろうとしているときだった。 もう1人の警官が 「 あの子は私が派出所に連れていくから、 君たちは逃げた少年を追ってくれ 」 といってきた。 そして、私ともう1人の若い警官は 逃げた少年を追うことにした。 彼は私に 「 セニョール、いきましょう。彼らの逃走ルートは   大体わかっているので捕まえらるかもしれません。   急ぎましょう 」 と彼はちょうど、タイミングよく現れたタクシーを 止めて、タクシーに乗り込んだ。 「 ちょっと捜査に協力してください 」 と警察官はタクシーの運ちゃんに伝え、 少年が逃げていったと思われる道をタクシーで 追っていった。 その若い警察官は 無線で 「 セントロの16通りの10付近で盗難発生。   犯人は緑のTシャツと、茶色のズボンを穿いた   12,3の黒人の少年 現在CARRERA8Aを北上して逃走中。」 と仲間に連絡をとっていた。 なかなか行動が早く、的確である。 これには感心した。 少年が逃げていった通りはスラム街のほうで 灯りも少なく、人と影がごっちゃになっている 道がゴミ箱になっているような地帯であった。 「 このあたりにまだいるかもしれません または、もっと遠くのほうまで逃げている可能性もあります。 とりあえず、よく見てください。」 と彼は僕にいってきた。 目をこらしてみたが、その少年は見つからなかった。 そして、その通りを抜けて、もう1つの大通りを抜けたととき 「 セニョール。降りてください    ここを抜けるとだいたいバスを使って逃走する   ことが非常に多いんです。今からバスに乗ります。」 と警察官が話しかけてきた。 そして、そこでその通りにきたバスを 止めて、前から乗り込み、後ろの席まで全て見て そのバスを降りるということを 4,5台繰り返した。 少年はバスにも乗っていなかった。 そして、僕はその警察官と 近くの派出所に歩いていった。 すると、ナイフを持って僕の前に現れた 少年がすでに派出所にきていた。 驚いたのは、彼が僕にやられた以上に 傷を負っていることだった。 きっと、ここで警察官にやられたのだろう。 「 セニョール。あなたは被害者だから   思う存分彼に制裁を与えていいですよ。 」 と警察官たちがいってきた。 私は 「 いえ、相手は子供だし。けっこうです 」 と申し出を断った。 「 電気は消して、外からは一切見えないようにするので   だいじょうぶですから 」 といってきたが、 「 いえ、全然だいじょうぶですから 」 と答えにならない答えをして断った。 僕は彼を捕まえたときに 殴ってしまったものの、 今では彼をかわいそうに感じた。 また、もう1人の少年がこなければ、 財布は完全に彼のものだっただけに その不運さにも、同情した。 たしかに、強盗は悪いことだが、 少年にそうさせてしまう社会が悪いものだと感じた。 そんなことを考えていると、 警察官が 「 ここでは、こういうことがよく起こるんです。   これからも充分気をつけてくださいね。   これから、ホテルまで送ります 」 といって、僕はパトカーで 自分の常宿のカスタウェイまで送ってもらった。 少年の行動に関しては ちょっと同情してしまった。 社会が悪いんだよなあ。 俺だったら、もっとうまく犯罪するけどと・・・ とちょっと気分はセンチメンタルになっていた。 カスタウェイに戻ると 旅仲間のセニョールがおり、今日の経緯を きいてくれた。 セニョールは 「 いやあ、さかもっちゃん。とにかく体が無事でなによりだよ 」 と励ましてくれた。 話をきいてくれる友達というのは ありがたい。 まあ、急に嵐となった一日ではありましたが、 無事に過ぎていきました。 めでたし。 めでたし。
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ガラパゴス海亀アンディーの旅の話しのコーナー
アンディー どうも。ガラパゴス海亀のアンディーです。
みなさん。最近は秋らしくなってきましたね〜

アンディー 英則。今回はちょっと危ない話だな!!
怪我でもしろと思っていたが
無事じゃないか!!
せっかく、これからは俺の旅日記をのせようと思っていたのに
ひでのり アンディー。
まあ、危なかったけど、無事だった。
不幸中の幸いというやつだね。
アンディー 腕時計も本当に奇跡的に戻ってきたな。
ひでのり 奇跡だね。
まあ、ナイフがでてきたのは2年旅していて
このときだけだったね。
いつも、5歩歩いたら後ろを向くとか
危ないところにいかないようにして
危険な目に遭わないように心がけていたけど、
今回のは白昼だったし、生活している
場所だったから油断していたのかもしれない。
アンディー そうだな。まあ慣れはじめが一番危ないからな
ところで、こんなこと書いてしまって
またコロンビア=危険なイメージが読者の
中でできたんじゃないか?
ひでのり そうかもしれない・・・・
けれど、ナイフ強盗なんて
ものはどこの国でもある話なので
問題ないと思う。
コロンビアは逆にそういう
小さな犯罪は少ないところだと思う。
ゲリラによる誘拐とか、もっと
犯罪の規模が大きく、綿密なもののほうが
有名だね。
コロンビアのイメージは悪いみたいだけど
実は逆に他の国より安全な気もするけど
アンディー まあ、そりゃそうだ。
コロンビアゲリラの場合は
英則みたいな小者は
狙わないからな。
ひでのり そうだね。
身代金とれないからね
ないところからは取れぬ(笑)
アンディー 子供が犯罪者になる社会も考えものだな
ひでのり そのとおりだね。
彼らがああなるのもしょうがないと思うよ。

アンディー そうだな。政治や経済というのは大切かもしれないな。
ひでのり そうだね。大切だね。
アンディー それじゃ、また次回だな
ひでのり はい
アンディー それでは、また次回にお会いしましょう!!
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ひでのりの旅で学んだこと
第 12 回 とっても小さな白昼強盗 2000年07月31日
ひで旅のメモ 1. 罪を憎んで人を憎まず
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