モアイの誘い
ムーチャスエルテのジフ ムーチャ・スエルテはスペイン語で『がんばって』という意味です!!

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MEXICO
第 4 話
明日はいいことがある 前編
1999年5月下旬
メリッサに会うために夜はストリップのテアトロ・コロニアルに通った。
昼間はペンションアミーゴの部屋の机でスペイン語を真面目に勉強していた。
やはり、欲(エッチな)があるから覚えが早い。
あっという間に簡単な言葉は覚えていった。

ある日のことだった。メリッサとの別れのとき。
劇場の外まで彼女は見送りに来てくれただが、
メリッサがホテルを指さして、
「 マニャーナ 」

( ★マニャーナとはスペイン語で明日という意味 )

はあそこに行こうというのだ。

僕はついにこのときがきたかと嬉しくなった。

「 マニャーナ 」(明日)はいいことがある。

その気持ちでいっぱいになった。
彼女は次の日は劇場を休むという。
明日の午後5時にここで会うという約束をし、
別れのキスをしてその日は別れた。

英西辞書
辞書
こちらでは日本語とスペイン語の 辞書は手に入らないので英語とスペイン語の 辞書を買いました。
日本語の辞書が欲しかったが メキシコなので日本語の辞書を 購入することはできなかった。 次の日の午後、ペンションアミーゴの近くの 薬局に例の物を買いにいった。 僕はその時スペイン語で その例の物がなんというか知らなかった。 日本語の俗称で 「 ゴム 」 というから スペイン語でも「 ゴム 」っていえば 通じるだろうと自分勝手に決めつけた。 英語だとゴムは「 ラバー 」だからと 自分の英西辞典をひきはじめた。 ああ、「 ゴム 」はスペイン語で 「 GOMA 」というのだな。 日本語と似てて覚えやすいな。 ゴマというスペイン語を 暗記して早速薬局にいった。 外国で例のものを買うのは ちょっと恥ずかしかった。 けど勇気をもって、 店員のおじさんにゴムくださいとスペイン語でお願いした。
Rubber
辞書
Rubberから
スペイン語のGomaを発見!!
「 Goma, Por Favor !! 」 店員さんはキョトンとしている。 あれちゃんと聞こえてなかったのかな。 もう一度大きな声で言った。 「 Goma, Por Favor !! 」 店員は両手の手の平を表に返して わからんといったジェスチャーをしていた。 ああ、通じない。 なんで通じないんだ。 スペイン語で例の物は ゴムっていわないのか。 と疑問に思いながら ペンションアミーゴの自分の部屋に引き返した。
コン0−ム
辞書
ついに目的の言葉を発見!!
しかし今日例の物が必要なのだ。 そうだ。日本語の俗称で 「 帽子 」ともいうよな。 「 帽子 」で辞書をひこうかなというとき、 ふと思い出した。 そうだ日本語でコン0−ムっていうじゃん。 まあ普通の人ははじめから その名前を思い浮かべるのだが、 私の場合はなぜか俗称ばかりを思い出していた。 早速もう一度、英西辞典をひいた。 『 condon 』 と書かれているところを発見した。 。 もう一度薬局にいって、 『 コンドーン 』くださいと店員に伝えて めでたく買うことができた。 いくつか種類があるようだったが、 相手はストリッパーだから、 ぬかりなくということで、いぼつきの物を買った。 その後僕はスペイン語の辞書を手に持ちながら メリッサと何を話そうか考えていた。 『 君の瞳はきれいだ 』 ってなんというんだろう。 まず英語の単語を考えてそれを辞書で調べるのだ。 そんなことをしているうちに 出発しなくてはいけない時間になっていた。 シティはさっきまで晴れていたのに きゅうに雨が降り出した。。 5、6月頃のメキシコシティではどんなに天気がよくても 夕方雨が一時間ほど強く降るということがある。 今日もそのような日であった。 メリッサとの約束の時間はもうすぐそこに迫っていた。
シャワーもしっかり浴びて、ひげもそり、 財布の中に今日必要と思われるお金と例の物を忍ばせた。 ホテル代は2千円あれば足りる。 その後食事をして高くて2千円。 5千円あればばっちりということで、 お金はメキシコペソで5千円分財布に入れた。 ちなみに例の物は調子がよくて3つ必要と3つほど忍ばせた。 メキシコは危険という頭があったので、 財布の中にはいつも最小限のお金しか持たない自分であった。 余裕をもっていこうと、ちょっと早めに出発することにした。 部屋から出て行くとき、夢さんに会った。 夢さんが僕に尋ねる 「 坂本君。どこにいくの? 」
「 例のところです。メリッサに会いにいってきます 」
「 バスと地下鉄どっちでいくの? 」
「 地下鉄です 」
「 地下鉄はあぶないから気を付けろよ!! 」
「 結構日本人でやられてる奴がいるからな。わかってるか!!」
「 はい。わかってます。地下鉄はあぶないですよね。それでは行ってきます。」
ここで話しすぎて約束の時間に遅れてしまっては、 メリッさのの機嫌が悪くなるのは間違いない。 夢さんには悪いと思ったけれど、 さっと話しをきりあげて地下鉄のレボルシオン駅に走って向かった。 傘を左手でさしながら、右手に辞書を持って 今日話すスペイン語を勉強するという荒業をこなしながら、 ペンションアミーゴの最寄駅のレボルシオン(革命)駅の構内まで入った。 この勉強のやる気を維持できていれば、 今頃ネイティブ並みにスペイン語を話せるようになっていたことだろう。 メリッサと甘い夜を過ごそうという欲望に心を委ねながら、 これから何が起こるとも知らずに 階段を降りて行った。 後編に続く
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ガラパゴス海亀アンディーの旅の話しのコーナー
アンディー どうも。ガラパゴス海亀のアンディーです。
今回は英則がいい思いしそうな感じの話しですね。
アンディー 英則。元気か。アンディーだ。今回はなかなかおいしそうな 話しじゃないか。
お前顔に似合わず、いい思いしてるな。
ひでのり アンディー。まあ、それほどでもないよ。
アンディー お前。昼間はしっかり勉強してたみたいだな
ひでのり アンディー。そうなんだよ。
やっぱり欲があるからやる気がすごかった
アンディー 勉強してたわりには、薬局で苦労してるな。
ひでのり アンディー。まあ、ご愛嬌だよ。
ちょっと考えすぎてゴムを辞書でひいてたのが 笑えるね。
実は単純だったけど。
アンディー 次回はメリッサといい話しか。このやろ。憎いね。
ひでのり アンディーほどでもないよ。
アンディー まあ、お前の自慢話しなんか聞きたくないけど。
まあ仕事だからきいてやるよ。
まあ、人間も亀もたまにはいい思いしなきゃな。
じゃ、次回だな!!
ひでのり それではみなさん。次回お楽しみに♪
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ひでのりの旅で学んだこと
第 4 回 明日はいいことがある 前編 1999年05月下旬
ひで旅のメモ 1. 自分の国の言葉の俗称を他の国の人がつかっているとは限らない
2. 人間生きていれば、たまにはいい話もある?
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