モアイの誘い
ムーチャスエルテのジフ ムーチャ・スエルテはスペイン語で『がんばって』という意味です!!

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COLOMBIA
IPIALES
コロンビアの出国スタンプをゲットせよ 後編
2003年05月03日

やはり冷静に考えると
相手が横柄な態度に出ているのは
もちろん相手が全権限を握っているからであり
僕にはどうすることはできない。

僕は公務員の腐敗というのは
民衆の声を反映させることができないところから
きていると思う。
営利機関であれば、そのサービスを利用しなければ
それですむが、国の機関であるから
そういうわけにはいかない。

しょせん、責任も義務もないような
仕事ではよくなりようがない。

とくだらないことを書いていないで
旅日記に移る。

とにかく、このまま相手の機嫌を
悪化させるのは得策ではないので
相手の言葉に従ってその場をどくことにした。

並んでいる人の手続きが全て終わって
相手に時間ができてから

「 スタンプを押せない 」

といった理由を聞いて
話し合うことにした。

スタンプを押すことなんて
その係の権限だけ、簡単にいえば
その係りの気分次第なので
ここは従順に相手のいいなりになり
解決策を導き出すことにした。

カウンターの横で
全ての人の手続きが終わるのを
待つことにした。

もしかしたら、
金の話になるのではないかという
気持ちもあった。
それというのもこの国境を
入る1月3日に賄賂の話がすでにあったからだ。

もう夕方で国境を通る人も少なく
まわりに人はいないから
係の者たちは
自分の自由にできるのだ。

並んでいる人はそれほどいなかったので
すぐにカウンターには人はいなくなった。

僕は従順そうな態度を装い
 ( 僕ははっきりいって人に対して従順な人間ではない。 )
係に尋ねた。

英:「 どうして僕は出国スタンプを押してもらえないのですか? 」

係:「 お前のスタンプは無効だ。この延長スタンプは無効なんだ。 」

僕は何を言っているのだろうと思った。
僕はカリできちんと銀行にお金を払い、
正当な手続きをして、延長スタンプを押してもらっている。

問題となったスタンプ
バス
どう見ても、上のスタンプには 無効のスタンプはかかっていないと思うのですが・・
彼らは最後の延長スタンプの 間違いの部分を指摘しているのだ。 カリのイミグレで延長スタンプを押してもらったときに 彼らは初めに押した延長スタンプの日付記入を間違えて それに 「 ANULADO=無効 」のスタンプを2つ押して その上に新しいスタンプを押したのだが 彼らは無効のスタンプは延長スタンプ2つに 対して押してあるというのだ。 カリのイミグレの失敗がこんなところで 問題の発端になるとは思わなかった。 しかし、これはこの係のものが きまぐれで因縁をつけているような気がした。 なぜかというと、 もしも延長スタンプが無効であるというなら 僕は罰金を払うなり、警察に通報されるからである。 僕は彼はただ、時間をつぶすために このようなことをいっているのだろうと感じた。 とにかく相手がそういってくるのなら こちらも筋を通して自分の正当性を証明するしかない。 僕はこのように話をきりだした。 英:「 僕はカリのイミグレーションで    この延長スタンプの手続きをしました。    カリのイミグレーションには僕が出した書類があるでしょうし、    またコンピューターにデータが残っているでしょうから、    お手数ではありますが、カリのイミグレーションに電話して    問い合わせていただけますか、またはそのコンピューターで    データを調べていただけますか。 」     係:「 ちょっと待ってろ 」 こうして係は電話のあるところに移動した。 僕は今日は土曜日でカリのイミグレーションが 閉まっていることは知っていた。 だから実はイミグレには 問い合わせはできないのだ。 またコンピューターも 旅行者の入出国データなどいちいち オンラインで見られるようにしていないだろうと 思っていた。 自分には正当性はあるが、 それを証明する方法は今はないのだ。 しかし、自分の正当性を証明しようとする 意思を示すこととは重要であると 判断して調べてもらうことを頼んだ。 電話は一度はかけたものの つながらなかったようだし、 コンピューターも少しはいじったが なんのデータも出なかったようだ。 彼は何か自分にいってくると 思ったが、なんと横に設置してある テレビでドラマを見ている。 ズコ〜。 どうしようもない 国境である。 僕は2,3分待ってから 彼にこう聞いた。 英:「 もう調べられましたか? 」 係:「 今調べてるから待ってろ 」 テレビのどこに僕のデータがでてくるのだろうか。 係は別にスタンプなんて押さなければ 押さないでいいし、 カウンターに座っていればそれでいいので 自分のことなんてどうでもいいといったかんじである。 印象を悪くしてもしょうがないので とりあえず、従順に待つことにした。 カウンターから見えないところで タバコに火を点けた。 今日中にキトまでいけると思ったけど 深夜に到着するのはあぶないので もしも無事にスタンプをもらえたら 今日はツルカン( エクアドルの国境の町 ) に泊まったほうがいいと考えた。 良い事が続くように、悪いことも続く。 そんなことを考えていたが、 タバコを何本吸っても 係のものから自分に声がかかることは なかった。 僕は今度はコメディーのような番組を 見て笑っている係りのところに いって聞いてみた。 「 もう調べられましたか? 」 ちなみに、彼はテレビを見ているだけで 全く仕事が進んでいないのはわかっていた。 彼は 係:「 まだ済んでいない。 」 と言っていた。 英:「 それでは、どうすれば私はスタンプを押してもらえるのですか? 」 と聞いてみた。 彼は 「 もういい。とにかくこのパスポートの顔写真の部分と    延長スタンプの入った部分のコピーを持ってきたら    スタンプを押してやる。 」 といってきた。 僕はやっとこれで出国スタンプをもらえると 思ったが、実はこのコピーの入手というのもかなりのいやがらせだった。 はっきりいってしまったら、 ANULADO ( 無効 ) のスタンプの上から 新しい延長スタンプのイミグレの長の 署名がしてあることは一見してわかるので 係りのものが僕に対していやがらせをしているのは明らかだった。 僕はコピーができる場所をすぐに探したが なんと国境にはコピーを取れる場所はなかった。 僕がコピーを探しているのを 察した男たちが 「 コピーを探しているのか。  コピーはイピアレスの町まで行かなきゃだめだ。  俺が連れて行ってやるよ。 」 と声をかけてきたが、 どうせ金目当てでいってきているので  「 邪魔するな。あっち行っとけ。 」 と追い払った。 とにかく、たかがコピーをとるためだけに 20分弱かけて町まで戻らなくてはいけない。 またコロンビアペソはドルに両替してしまって 一ペソも持っていなかったので もう一度ドルをペソに両替しなおした。 5ドルという小額だったせいで 国境の両替商は かなり低い金額を言ってきた。 通常なら1ドル2600ペソは最低でも払うが 2200ペソという謎の金額を言ってきた。 この汚いじじい。顔と体だけでなく 精神まで汚いのか?お前は。 他の両替商をあたろうとしたが、 国境の両替商はみな仲間のようで そいつが 「 2200 」 と大きな声で叫ぶと みな、俺も「 2200 」と 言い始めた。 かなり足元をみられたものである。 こんなやつらとは両替したくないと 思ったが、普通に両替するときとの差額は 400ペソ( 2600ペソ−2200ペソ )×5ドル=2000ペソと 日本円に換算すると約80円なので 時間を優先して、すぐにペソに両替して タクシーに乗った。 もう日も暮れていたので 乗り合いバスはなかった。 またイピアレスの町に着いたものの 土曜日の夜ということで 開いている店も少なく コピーができる場所はなかなか見つからなかった。 15分ほど歩いたであろうか やっと文房具を発見して コピーをすることができた。 僕は文房具屋のおばちゃんに コピーを取ってくれと頼み、 代金の600ペソ(約24円)を置いて 外にでてタバコを吸いだした。 ほっとしたときに 吸うタバコが僕は好きだ。 心が落ち着いたときに タバコの煙を灰の奥深く吸い込む。 目をつぶりながら、体は天に向かってのび、 空気と一体になる。 薄くなった煙が空気に帰るのを 恍惚とした目で追っていく。 これで全てが解決する。 と僕は嬉しくなった。 一枚100ペソ(約4円)だったのを600ペソ(約24円)払っているのは もしものため、同じコピーを3枚とってもらうことに したからだ。 役所ではよくコピーを2枚求めることがあるので 念のため多めにコピーを取っておいた。 タクシーで国境まで舞い戻り、 カウンターに行って、 コピーとパスポートを渡し 出国スタンプを押してもらった。 自分がとってきたコピーを何に使うのか わからないが、 とにかくこうして出国スタンプを 苦労して手に入れた。 係のものの気まぐれで 不利益を被ったついてない話は これで終わりです。 それでは、次回はどんな不幸な話が起こるのでしょうか(笑)
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ガラパゴス海亀アンディーの旅の話しのコーナー
アンディー みなさん。ブエナス・タルデス ( こんにちは ) 
ガラパゴス海亀のアンディーです。
アンディー 英則。おっす。
お前はついてないな。
くだらない係のやつにからかわれてさ
ひでのり みなさん。こんにちは
全くついてないね。
人生くだらないことで体力使うのが一番つらいね(笑)
アンディー いやあ。全くそのとおり。
まあ、こういうときもまああるだろう。
こういうときこそ、自分中心に物事を考えず
他人に起きたトラブルと思って行動すると
うまくいくだろうな。
ひでのり そうだね。
自分、自分すると感情が入りすぎて
よくないね。
肩の力を抜いて、自分の間抜けな人生を笑えるくらいが いいのかもね。
アンディー そうだな。
自分のことを笑えるくらい
リラックスしていたら
冷静な対応ができるだろうな。
冷静な対応というのは相手の気持ちを考えて 行動するということだけどな。
ひでのり そういつでもできたらいいね。
自分はまだまだ修行が足らないな。
アンディー お前は一生無理だろう(笑)
ひでのり アンディー。決めつけるのはよくないよ。
アンディー それもそうだな。
希望のない人生はつまらないからな。
ひでのり それでは、みなさん。次回お楽しみに!!
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ひでのりの旅で学んだこと
QUITO コロンビアの出国スタンプをゲットせよ 後編 2003年05月03日
ひで旅のメモ 1. 災難というのは注意していてもふりかかるもの、
  そのときの対処というのが人生を大きくわけるかもしれない。   

2. 今回はパスポートのコピーを持っていなかったが
  いつでもコピーくらいは携帯しておくとよい。
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