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ムーチャ・スエルテはスペイン語で『がんばって』という意味です!!
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ちょっとした事件 後編 2003年05月30日 |
その次の日、私は朝、起きると ホームページの更新をしようと ガラパゴスについての 情報を書きはじめた。 しかし、ホームページの更新というのは 思ったよりも時間がかかるもので、 朝からはじめたものの いつまのにか夕方になっていた 南米の名所をちょっといじるだけで なぜか数時間も使ってしまっていた。 ちょっと気分転換にいこうと デジタルカメラFINEPIX4500を 持って、新市街にでかけた。 ホームページの充実のために 新市街のホテルを巡って 値段をきいて部屋を見てまわった。 やはりホテル情報は旅人にとって 重要である。 というのは表向き(笑)で 本当は新市街で遊んで遅くなってしまったら 旧市街にタクシーで帰るより 新市街のどこかのホテルに泊まるほうが 楽だからだ(自分本位) マジックビーン(このカフェはお勧めです) というカフェにいって アイスカプチーノを飲んだり その写真を撮ったり、 航空券の値段などを 調べたり、ホームページのネタを少し 集めた。 もう時間も8時になるし、 そろそろスークレに帰ろうと 新市街のアマソナス通りを歩いていると 私の目に『 CASINO 』というネオンサインが チカチカと飛びこんできた。 スークレに帰りホームページの続きをしなくては・・・・ 日本の政治家があらゆる問題を先送りするように ホームページの更新を先送りするのはよくない・・・・ 帰らなければ・・・・ と頭の中で思ったが すでに体は地下にあるCASINOに 向かって階段を降りていた(ズコ) 30分で帰る。 固く心に誓った。 このカジノはかなり庶民的な カジノで、入り口で持ち物チェックもないし、 従業員も4人程度しかいない。 とにかく小さいカジノなのだ。 また店的には どのテーブルの緑色のカバーにも タバコのこげた跡が無数についており 灯りも少なくて暗いという 一般の人には入りづらいカジノなのだ。 しかし、世の中はおもしろいもので 高級ホテルにあるカジノは ブラックジャックのルールが厳しく 勝つのが難しいが、 このカジノはトランプを4組しか使わないなど ルールがかなり甘く (ブラックジャックのルールについての説明は長くなるのでしませんが)、 勝つ可能性が少し上がるのだ。 野球でいったら、自分がバッターで ストライクゾーンが小さくなっているようなものだろうか。 私はいつものウエストバッグを ブラックジャックのテーブルの 席の後ろに掛けておいた。 テーブルは人がフルで座っていた。 黒人の片目がない男性とか、 酔っ払いのおばさんとか とにかく普通の人ではひいてしまうような 面子がそのテーブルには座っており 一進一退だが、チップはなんだか 減っていっているような熱い戦いが繰り広げられていた。 席に座って数分してからだろうか。 だいたいカジノにいると見てるだけで やらないというやつがいるもので、 エクアドル人の普通のひげを生やした 一日に何十人も見るような顔した 親父が自分の背後にいることがわかった。 自分の死角に人がいるというのは 気持ち悪いものだが、 トランプを見ていないと勝てないので トランプに集中していた。 30分ほどしてまた後ろを振り向くと 親父の姿はなかった。 どうやらその親父はどこかにいったようだった。 それから1時間ほど戦い 珍しく勝利した私は あまり欲張らず家に帰ることにした。 欲張ったがゆえに損した経験が 何度もあるので、少しは学習したのだろう。 現金を受け取ってスズメのように 足取り軽くカジノの階段を 登っていった。 そして今日調べたホテルに足は向かっていた。 ホテルスークレにはお金を払わなくてはいけないので ホテルは2重払いになってしまうが、 ホームページのホテル情報のネタ集めのためにも 新市街のテレビ付きのホテルに泊まることにした。 私はディスカウントしてくれると いうホテルYUCOに足を運んだ。 新市街のホテルを回って 値段について尋ねた感想だが 今はテロの影響と不景気で 観光客が少なくなっているせいか すぐに値下げに応じるホテルが 昔より多くなっていた。 しかし、ディスカウントしてくれると いったおばさんが対応してくれたのではなく、 おじさんが対応して ディスカウントはなしになった(笑) おじさんに告ぐ: 目先の利益にこだわって 小額をケチっては お客さんを逃がしますよ(笑) まあその日は珍しく勝ったので 別にそれでもよかった。 部屋に帰り 好きなラテンのミュージッククリップの 流れる番組を見はじめた。 そして、このホテルの部屋の写真を撮らねばと 思い、バッグを開けた。 _ _ @ @ ( = 腕 ????腕 ??? ? 手 ? ? 指 ? ? ? ? ? ?ゴミ ? ????バッグの中??? あれ? おかしいな (・・?) = デジカメがないぞ? 何度もバッグの中をのぞきこむが ないものはないのである。 そうか部屋に着いたとき、 デジカメだけベットの上に置いたんだ。 ようしベッドの上を見てみようと ベッドの上を見るが ない。 そうかベッドから落下したんだ。 頭を床にへばりつけてベッドの下を見るが ゴミしか見えない。 なんだかおかしいな。 (-_-;) こういうときこそ 落ち着かなくては・・・・ 私はタバコに火を点けて 今日のことを思い返した。 ・・・・今日の私のデジカメを使った行動・・・・ 【午後6時ごろ】 アマソナス通りの 旅行会社に貼ってあった 航空券の値段のかいてあった写真を撮った。 【午後7時半ごろ】 コーヒー屋のマジックビーンズで コーヒー飲んで、その後店の写真を撮った。 そしてすぐに 光に吸い寄せられる虫のように、CASINOと輝く灯りに吸い寄せられて カジノに入っていった。 その間は夜だったので人通りが少なく 人とは接触していないから スラれることはまずない。 カジノの椅子にバッグを掛けておいた。 変な親父が自分の背後にいた (・_・) ガビーン ガビーン ガビーン なんだか時間が止まったような感じがしたが、 冷静を装って まだ3分の1も吸っていないタバコを消して 次のタバコに火を点けていた。 デジカメがなくなった理由はもうわかった。 今まで数々の思い出を作ってくれた デジタルカメラはすでに他人のものに なってしまったのだ。 カジノでは勝ったものの デジカメをスラれたので 実質的にはマイナスじゃないか・・・・・・ ズコ〜 というかんじである。 正直いうなら、ズコ〜とこける元気が でないくらいショックは大きかった。 だれが見てもバッグの中には 何もないのに、 外側からバッグを触って デジカメを探そうとしていた。 ベッドの上に横たわり ぼ〜とすることにしたというか ぼ〜となった。 とにかくとられてしまったものは 戻ってくるはずはない。 デジカメカメラで写真をとらないと ホームページは 文字だけでつまらないので 絶対必要である。 文字で勝負してもよいが いい文章を書くには 多大な時間がかかるだろうし 今まで人生でそんないいもの書いたことがない。 新しいものを買うしかない。 しかし、キトでは日本の3年以上前の 古すぎて売られていないモデルを 日本の最新のカメラよりも高い値段で 買わなくてはならない。 友達に頼んでこちらに送ってもらおうか。 いや、しかし頼まれた友達は非情に迷惑だし、 FEDEXで送ってもらっても20日間くらいかかる。 ( 自分の経験から ) だからこの方法はよくない。 しかし、とにかくデジカメを仕入れなければならない。 ちなみに保険は入っていないので 私の場合は盗まれたらそれで終わりである。 人に迷惑をかけず 最新のデジタルカメラを 手に入れる方法とは。 私は次の日の朝、 エクアドルの空港にいって エアーチケットを購入した。 コロンビアのカリへの往復チケットである。 カリにはソニーセンターという ソニーの最新の製品が売っている お店があるのだ。 (しかし定価より高い) 家にいたら、歩いて10分のヤマダ電気で やすやすと,しかも安く買えるものを 2万5000円以上の交通費をかけて 国境を越えて買いにいくのだからおもしろい。 デジカメを買いに国境を越える話はまだきいたことがない。 実はペルーの首都リマにでも買えるのだが、 リマまで飛ぶと帰りのチケットは使わないことになるので チケットがもったいない。 せっかくのフライトチケットだから往復で使いたいということで カリに飛ぶことにした私はかなり庶民だなと思う。 ということでまたまたカリに戻ることになったのである。 デジカメは他人の手に渡ったものの カリに戻ることになった自分の気持ちはなんだか 陽気だった。 続く!!
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みなさん。お元気ですか。
ガラパゴス海亀のアンディーです。 |
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英則。お前またやられたな。
お前とにかくラテンの人に優しいな いろいろなところでサービスしてるな。 |
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まあ優しいのは今にはじまったことじゃないよ(笑) まあ意識的に優しくしているのではなく 全て無意識の世界で、自分ではそうなって欲しくないふうになってるけどね。 |
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しかし、けっこうまさかの出来事だな。 あれだけ人がいるカジノで物がなくなるっていうのは 今までに聞いたことがないな。 |
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アンディー。そうなんだよ。 まさかだった。 まあ、街中の人通りの多いところや トローリーなんかだったら、スリがでるのは 分かっているから、かなり警戒するのだろうけど まさかカジノではないだろうと思っていたのが命取りだったね。 あと、ガラパゴスの船の中があまりにも平和で 何を置いておいてもとられることがないので その影響で油断していたのだと思う。 |
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ふんふん。なるほどな 人間っていうのは近い過去にすごく影響を受けるよな。 もしも、ちょっと前に10ドルでも、ちょっとしたものでも 盗まれるようなことがあったら、お前は警戒を 強くしていたから、親父が後ろに来た時点で バッグを自分の見えるところに移動していたかもしれないな。 |
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たしかに、そうかもしれない。 ラテンアメリカにいながら、ラテンアメリカに いることを忘れていた。 |
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カジノでは珍しく勝ったが デジカメを盗まれたので収支は大きくマイナスという かなり哀れな結末だったな。 |
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いやあ。泣けるね(笑) いつも思うけど、この運の悪さはなんなんだろうね。 |
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まあ、運も実力のうちってことさ |
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アンディー。 それはフォロー的でなく、陥れるために使っているね(笑) |
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いやあ。それほどでもないよ。 |
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それ答えになってないから。 |
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まあ、いいじゃないか。 好きなコロンビアに戻ることになって。 ところで、なんでペルーのリマじゃないんだよ。 別にリマでも同じもの売ってるじゃねえか。 |
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いやあ、やっぱり リマ と カリ を較べたら
98点 対 99点の僅差でカリにいくでしょ。 |
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お前。嘘つくなよ。 大差でカリだと思ってるだろ。 ちなみに俺はこの事件はお前がコロンビアに行く 口実を作るでっち上げの事件なんじゃないかと思ったよ。 ほんとはそうなんじゃないか? |
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いや。でっち上げるなら、 デジカメを紛失しないような 費用がかからない事件をでっちあげるよ。 |
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そりゃ。そうだ。 まあ。お前は顔とやることはいつもオーバー気味だから。 |
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まあ、たしかに。
ところで、カメラがなくなってカジノのディーラーのジェシカと その話をして、彼女が言っていたのだけれど 今回は盗まれたのものがカメラでよかったといっていたね。 物質的なものはがんばって働けば元に戻せるからねって。 |
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う〜ん。いいね。 ジェシカ。 人生わかっているね。 そのとおり、物質的なものは元に戻せる。 そのとおり、実は目に見えるものというのはそれほど重要ではないんだろうな。 実は健康とか人間関係とか知恵とかそういった 物質的でなく盗めないものほど重要なのかもしれんな。 |
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アンディー。
さすがに年寄りだけあって語るね。 盗まれたのはたしかに涙だけど ジェシカの言っていることは自分もそう思うよ。 今回はまあ、やられたものが物質的なものでよかったよ(笑) |
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まあ、盗まれたことは確かに悔しいが
お前の警戒が甘かったからしょうがない(笑) まあ、本心はどうだかわかんが、 デジカメ盗まれてそれが物質的なものでよかったと言えるようになったら もう大人だよ(笑) しかし、そのデジカメはエクアドルでは元に戻らないけどな(笑) |
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まあ、今回はそんなかんじです。 それではまた次回にお会いしましょう!! |
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| ひでのりの旅で学んだこと | ||
| QUITO | ちょっとした事件 後編 | 2003年05月30日 |
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1. 人間は近い過去に縛られている ガラパゴスの平和さに慣れて、キトの環境を甘く見たのが 今回の事件の原因に違いない。 2. 悪い運も実力のうち(笑) 3. 物も大切であるが、もっと大切なのは目に見えないものである。 |
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