モアイの誘い ムーチャスエルテのジフ
ムーチャ・スエルテはスペイン語で『がんばって』という意味です!!

MACOTO!!
魅惑の大陸・南米を舞台に
ゲバラの血をひく日本人の活躍をえがく
スークレファン待望の新時代 ポコ・ア・ポコ小説
Ernesto Macoto

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Capi'turo 1 旅をたべる

この物語はアンデスの小さな村で
見つかった日記から作られたものである。 

MACOTOはヒルトンコロンのスイートで体を休めていた。

 MACOTOの旅はここキトまでで
 168日に及ぶ南米への第一歩は
ダリエンチ峡抜けの厳しい道のりではあったが
元プロボクサーの体には
それほどのダメージを与えるものではなかった。

 それより南米の地に踏み入れたと言う事、
 その事自体がMACOTOの心 に大きな衝撃を与えた。
 
 旅の始まりそれはMACOTOの祖父であるゲバラの痕跡を辿り、
自分のアイデンティティを確かめる為であった。
それゆえコロンビアの第一歩の衝撃とは
言葉では表すことのできぬ衝撃であったに違いない。

 ふと 時計を見ると8時を回っていた、
 暖かいぬくもりを感じ昨日の事を思い出していた 
小さな町の小さなクラブでの出会い、
それは起こるべきして起こった朝目覚めて 
パンをかじる事のような日常の出来事であった。
MACOTOの体にはあのゲバラの血が
流れているのであるから当然の事であろう、
何時もこの一時に祖父が出てくるのであった。
 
 そして昨日の約束を思い出していた。
ロービーに居た映画監督が私を見るなり、
出演しないかと声をかけてきた。
私は頼まれ事を断った事など
一度も無いよとだけ答えロービーを後にした。
 
 もう直ぐ約束の時間かと思いながらも再び眠りについていた。
2度目の目覚めは彼女の寝言からだった。
時計を見ると10時を回ったところだった。
悪いが約束があるからと、彼女を起こしロービーに向った。

 それはあの映画監督の約束ではなくもう1つの約束であった。
そうここヒルトンコロンに着いたとき
目に入ったのはCASINOと言う文字であった、
MACOTOは元来カジノに行く人間では
なかったがなぜか部屋には向わず 
入り口へと進んでいた。
そこは決して大きいとは言えない程のものであったが 
そこには一際目立つ存在のものが
それはMACOTOがキトに来て初めて出会う日本人であった 
彼の名前はSとしておこう、
何でもどこかの財閥の御曹司でF1のドライバーだそうだ
彼は一度にエクアドル人の年収程の額を賭けていたので、
ディーラーの手をも震えさせていた 
私も彼のテーブルに座りプレイを楽しみ、
1時間でベンツ3台分ぐらいを勝たせてもらったところで
女が抱きたくなり席を外すと、彼は一言

「明日10時にエスメラルダに行きませんと」

私はいつもの言葉を返していた。

 ロービーに着くと彼は一言
 「VAMOS」と言いリムジンに乗り込んだ。
何所に行くのという私の質問に彼は

「海と女が待ってるんですよ」

と。
リムジンが着いた先は大きな空き地で
そこにはどこかの映画で見たようなヘリが一台 止まって居て
もう既に女が二人乗っていた。
私がパイロットが未だだなあと言おうとする前に
彼は操縦席に飛びこみプロペラを回し始めた。
私も乗りこみ彼は女二人を紹介し出した。

「彼女のクラウディアと妹のタリアです」

タリアはメキシコの女優よりも更に可愛い普通の学生であった。

彼女との楽しい会話も途中のままヘリはエスメラルダといわれる
エメラルド色したりゾート地に着いた。

ここまでで誰がこれから起こる血を血で洗う 
抗争に巻き込まれようと考えるであろうか。

つづく
次回お楽しみに!!!



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