モアイの誘い ムーチャスエルテのジフ
ムーチャ・スエルテはスペイン語で『がんばって』という意味です!!

モチェの土器1
2003.11.05

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モチェの戦士
杖と盾を持っています。 チクラヨとトルヒージョの博物館を 行きましたが、どうやら刀のような武器は まだ開発されていなかったようです。 武器は杖が一般的だったようです。 首を切る大きなナイフは開発されていたのに なぜ刀を作らなかったのかわかりません。
Prisionero(捕虜)
戦争で捕らえれた捕虜です。 裸にされて、首を縄でつながれています。 捕虜は雨降りの儀式のときに、ツミという大きなナイフで 首を切られて、その血を僧侶が杯に受けて、王がその血を飲みます。 血はこの時代にも生の象徴だったのです。

ペルーの北部海岸沿いに興ったモチェ文化とは
モチェは1世紀から7世紀にかけてペルー北部の海岸沿い(現在のトルヒージョ・チクラヨ)に 栄えた文化です。モチェの文化の特徴として、(1)戦闘国家であり、捕虜を雨降りの儀式に 生贄として捧げていた・また血は生の象徴とされて高貴なものが捕虜の血を儀式のときに飲んでいたこと。(2)人間と動物が一体化【ANTROPO-ZOO-MORFOS】した独自の神々を 信仰していたこと。(3)階級性社会が存在していたこと。身分によって装飾品に違いがあり、 そのときに高貴な身分である王族、僧侶などの装飾品が主に発掘されています。

モチェの戦士
私ははじめ、モチェは軍事国家であるから モチェの王は武力が一番強い人間がなるのではないかと 思っていましたが、 モチェ王の骨格の鑑定からわかったことですが、 モチェの王は規定食を食べていたことでその当時としては長身である167cmで、スラリとした 体型で、他のものと違い肉体を使うようなことはしていなかったようです。 またDNA鑑定によると、王は世襲で受け継がれていたようです。
縄でつながれて連行される捕虜
モチェの雨降りの儀式に捕虜は生贄として 捧げられました。 ツミという大きなナイフで首を切られて その血を王に飲まれてるのです。
儀式はピラミッドの一番高い位置で行われていたようです。 モチェの主要なピラミッドにはトルヒージョの太陽のワカ・月のワカ。 トルヒージョの北のエル・ブルッホなどがあります。 これはトルヒージョの博物館にあった、エル・ブルッホ遺跡の壁画のレプリカです。

モチェの神 アイ・アパエック
モチェの神の特徴はすべてが人間と動物の一体化(ANTROPO-ZOO-MORFOS)であることです。 このアイ・アパエック(AI・APAEC)は蛇とコンドルと人間の一体化した神です。 アイ・アパエックは創造の神としてモチェの神の中で最上に位置しています。 左手に生贄の首を持ち、腹にはツミ(大きなナイフ)を持っています。 右手にはコンドルの頭を持つ蛇が握られています。体から出ている 糸のようなものはクモの巣を表しているのだと思います。
モチェの最上の神 アイ・アパエック
頭から蛇が飛び出しており、その頭は 猫科の動物のようなもので、炎のようなものを 吹いています。 モチェの世界観は3つの世界からできており、 (1)【天上の世界=El Cielo】大きな蛇が一匹と星があり、神が住む世界 (2)【生きるものの世界=El mundo de los vivos】女が機を織り、男が種を蒔く世界 (3)【死者の世界=El inframundo】先祖と死者が住む世界。
この蛇は天上の世界を現しているのでしょう。

アイ・アパエック
アイ・アパエックが書かれた絵です。 左手には生贄にされた捕虜の首、右手には 大きな首切り用のナイフであるツミを持っています。 体からは天上の世界に住むという蛇が飛び出しています。 アイ・アパエックはモチェの世界の最高の神なのです。
イグアナ人間と戦うアイ・アパエック
イグアナと人間の一体化であるHombre iguana(イグアナ人間)はdios de la muerte (死の神)です。イグアナ人間は生の世界と死の世界をつなぐ役割を果たしていたことから モチェ王の墓にも埋められていました。神は10以上いますが、最高の神である左の アイ・アパエックが戦いにおいて優勢です。

怪物魚とアイ・アパエック
ペルーの北部は漁業で有名です。 リマ・トルヒージョ・チクラヨの名物料理は セビッチェという魚介類のマリネです。 アイ・アパエックが漁が漁をしている場面を現した絵です。 左の怪物魚が右手に生贄の首を切るための ツミ(大きなナイフ)を持っています。
怪物魚と戦うアイ・アパエック
モチェは戦いと宗教の国ですから、 戦いは一番大きなテーマです。 また戦いで捕まえた捕虜を使っての 血を飲む儀式も大きなテーマです。 話は変わりますが、土器や装飾品を作る職人も 僧侶と同じように特権階級だったそうです。

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