モアイの誘い ムーチャスエルテのジフ
ムーチャ・スエルテはスペイン語で『がんばって』という意味です!!

シカン博物館2
ワカ ロロ 東の墓
2003.10.11

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東の墓の主体
逆さまに埋葬されていた東の墓の主体。 左手と右手の不気味な両手が印象的です。 右手に儀式で使う杯を持っています。 彼が被っているのは黄金仮面です。 上部の部分とは別になっていました。 普通はアクセサリーの副葬品は被埋葬者が つけているのが一般的ですが、 シカンの文化ではアクセサリーは外されています。
GUANTES
大きなGUANTESです。GUANTEは日本語だと手袋になりますが しっくりしきません。聖なる両腕とかのほうがしっくりきます。 この腕は儀式などに使われていたのではなくて、 埋葬のために作られたものだと思います。 この腕が手:中間:奥で色が変わっているのは 手の部分は金、中間はツンバガ(金・銀・銅の合金)、奥は 銀でできているためです。

金の杯
聖なる腕が持っていた金の杯です。 シカン文化の神ナイムラップ=シカンが 描かれています。 頭から両脇に出ているのは鳥の羽です。 ナイムラップは死後、鳥に変身して空に舞い上がったという 神話からきています。ガイドによると目が釣り上がっているのは はるか昔に自分たちがアジアから来ていることを 表すためだとのことですが、真意はわかりません。
黄金の箱の図
東の墓にはこのような黄金の箱(caja de oro)が一緒に 埋められていました。このシカンの遺跡から 発掘された金・銀・銅などの全ての重量は 1,200kgだそうです。 1991年に島田泉教授が発掘した東の墓は まさに黄金の墓でした。 金はアマゾンのほうに入ったアマニョーン川の ほうから交易で手にいれていたそうです。 バタングランデからは銅が主に産出されました。

東の墓の発掘図
下には杯を持った腕、黄金仮面のコウモリなどが 置いてあります。その横には二人の女性、 そして逆さまになっている東の墓の主体。 その上には王が儀式で乗って現れる 神輿(みこしか台座のどちらが訳で正しいのかわかりません) がありました。
東の墓の主体
もちろんお分かりと思いますが、この 東の墓の復元は全てレプリカです。 本物はSALA TBS(TBSの部屋)という黄金の部屋に 展示されています。 黄金仮面の顔が赤く塗られています。 赤はシカン文化では高貴なものしかつけることが できませんでした。

王の台座
SALA TBS(TBSの部屋)に入るとまず、この王の台座を 目に入ります。 この写真はエクトルさんに頼んで電気をつけて 撮らしてもらいました。だからそれほど 迫力はありませんが、暗闇の中で 見るとかなり迫力があります。 これで黄金仮面を被っていたらすごい威厳があります。
左の写真の胸の部分の黄金
胸の部分の黄金です。丸くなっているのは 何の象徴なのだろうかと疑問に思うところです。 私は例の如く太陽かと思いましたが、それは 勘違いで、雨を象徴しているのだそうです。 このチクラヨは雨がなかなか降らないので雨が 降ることが重要だったのです。トルヒージョの モチェ(シカンの前の文化)も雨の崇拝していました。

王の台座の先端
王の台座の先端の部分。 これは全てが金と作られているわけではなく、 中はアルガロボというこの地帯に生息する木です。 まわりは金で覆われています。 ポマックの森で紹介したものです。 この動物は猫科のものと解釈されることが多いです。
猫科のものではなく、犬である
この犬はペルーにしか生息しないという犬です。 名前はCHIMOです。 毛のないのが特徴です。 左の動物は猫科のものとあいまいな言い方で よく解釈されていますが、 島田泉教授はこの動物はこの犬と解釈しているようです。

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