モアイの誘い ムーチャスエルテのジフ
ムーチャ・スエルテはスペイン語で『がんばって』という意味です!!

シカン博物館 5
シカンの文化
2003.10.14

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時代の遍歴
左から右にいくほど時代が新しくなっています。 このページでは真ん中にあるシカンの文化を紹介しています。 この写真の真ん中のコウモリが右手に生首、左手にツミ(大きなナイフ)を持っています。 モチェではこのツミがデカピタドール(首を切る者という意味で血の象徴のコウモリと 獲物を無数に広がる巣で捕らえるクモのANTRO-ZOO-MORFO=人間と動物の一体化)と 一緒になっていましたが、シカンではナイムラップとツミが一緒になっています。
時代の遍歴
シカンは前期(750〜900)、中期(900〜1100)、後期(1100〜1375)に分かれます。 ポマックの森にあるピラミッドからツクメのピラミッドに移ったのは1100年からのことです。 下の神殿の作り方ですが、モチェからチムーは日干しレンガで神殿を建設していました。 インカは石の加工の技術に優れていたので神殿は石造りです。 ペルーの南の地域は大地震が来ることがあるので、地震でも 崩れない石組みの技術が発達したのでしょう。

降水量の歴史
クスコの南にあるCusqueccuya氷河です。 水平に走る帯には太いものをあれば、 細いものもあります。実はこの帯は 過去の降水量の証言者になっています。 モチェの文化とシカンの文化は雨が降ることを祈る儀式を やっていました。過去の降水量はどうだったのでしょうか。 ペルーの北部では干ばつや大雨が国家に大きな影響を 与えていたようです。
氷積から分析された歴史的な降水量
500年から750年の降水量の歴史。 左側の中心くらいのところの ラインがずっと下に伸びているのがわかります。 562年から594年の間の32年間は極度の干ばつが 起こったことがわかります。その干ばつはモチェの 衰退の大きな要因になりました。またシカンの中期 の終わりにも同じような干ばつが起こったことが分かっています。 シカンの中期から後期の移行はポマックの森からツクメに 本拠地を移した時期です。

エル・ニーニョ現象のメリット
エル・ニーニョ現象のメリットは 雨がほとんど降らないペルーの北部に 雨を降らせることです。 雨が降ることで牧草地は 緑色の茂り、家畜たちが元気になります。
エル・ニーニョ現象のデメリット
エル・ニーニョ現象は激しい大雨であるため、 町を沈めたり、歴史的建築物である日干しレンガの 神殿を破壊します。また無数の魚たちが 海水温度の上昇のために、海岸にうちあげられてしまいます。

エル・ニーニョ現象とラ・ニーニャ現象の定義
エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の中央部(日付変更線付近) から南米のペルー沿岸にかけての広い海域で海面水温が平年に比べて高くなり、 その状態が半年から1年半程度続く現象です。 これとは逆に、同じ海域で海面水温が平年より 低い状態が続く現象はラニーニャ現象と呼ばれています。 海水表面温度が平年より1℃〜2℃、ときには2℃〜5℃上昇する現象で、 半年〜1年程度続き、4〜5年おきに発生します この海域の月平均海面水温の基準値 (1961〜1990年の30年平均値)を元に 5か月移動平均値が6か月以上 連続して0.5℃以上(-0.5℃以下)になった場合を 参考までに20世紀にはエル・ニーニョ現象は23回、ラ・ニーニャ現象は15回起こりました。

エル・ニーニョ現象とラ・ニーニャ現象の名前の由来
ペルー北部の海岸沿いでは、海水の温度の上昇はいつも12月のクリスマスに近づくと起きており、そこに住む漁師たちは神の子であるキリスト(EL NIN~O=ニーニョとはスペイン語で男の子供という意味です。 EL NIN~O JESUSで幼子イエスという意味です。) がこの現象を起こしていると考えてこの水温の上昇はエル・ニーニョと名付けれました。ラ・ニーニャ現象はエル・ニーニョ現象とは逆に海水の温度が下降する現象であるため、ニーニョ(男の子供)とは逆にニーニャ(女の子供)と名付けれました。エルは男性名詞につく冠詞、ラは女性名詞につく冠詞です。

ラ・ニーニャ現象のメリット
ラ・ニーニャ現象によりピウラ川が氾濫し、SECHURA砂漠に縦に150km、広さ30km、深さ 3メートルのラ・ニーニャという名前の湖ができます。メリットは写真(上)のように 湖ができることにより観光で人を呼ぶことができることと、写真(下)のように 近隣のものに漁の機会を与えます。
ラ・ニーニャ現象のデメリット
ラ・ニーニャ現象のデメリットは写真(上)のように川の近郊の町が氾濫により沈んでしまうこと、 写真(下)のように道路までも水で沈めてしまうことです。ラ・ニーニャ現象は 貿易風の勢いが弱まることで海水が勢いよく湧き上がることにあると私は 思っているのですが、確認がとれていません。

エル・ニーニョ現象とラ・ニーニャ現象の原因となるのは大気と海洋内部の動き
この現象は海洋内部と大気の変動によって起こります。海洋では一般的に、密度の大きい冷たい水が深い層を占め、その上に密度の小さい暖かい水が分布しています。太平洋の低緯度地域の海面気圧は東部で高く、西部のインドネシア付近では低くなっています。この気圧差のため太平洋の赤道付近では貿易風と呼ばれる風が西に向かって吹きます。そのため海面付近の暖かい水はインドネシア近海の海面下数百メートルの表層に溜まっています。その逆に地球の自転の効果で東部の南米沖では冷たい海水が湧きあがっています。要するに太平洋の赤道地域の海水は西の沿岸部で高く、東の沿岸部では低くなっています。

エル・ニーニョ現象とラ・ニーニャ現象の原因は貿易風と海洋内部の相互作用の変化
エル・ニーニョ現象が起こるときには貿易風が通常より弱くなっており、西部に溜まっていた暖かい海水が東に押し寄せます。したがって、南米沖の底から湧き出る冷たい海水は力を弱めます。そうして、南米沖の海水の温度は平常時よりも高くなります。そうして積乱雲が盛んに発生する原因を作ります。ラ・ニーニャ現象が起こるときはその逆で貿易風が通常よく強まり、西部に暖かい海水が益々蓄積し、南米沖では海水の温度が益々低くなっています。

CONUS FERGUSONI
CONUSはフンボルト寒流の影響を受けない エクアドルのグアヤキルや 北アメリカのカリフォルニア湾岸に生息しています。 スポンデュラスなどやこれらの貝は高貴なものしか 身に着けることができず、また採取も 選ばれたグループしかできなかったとのことです。
CONUS FERGUSONI
CONUSは中が渦巻いているので 利用できる部分が少なく複雑な形のものを 作ることはできません。また海中15メートルから60メートルの砂地に生息しており、 紀元前1000年から内陸地にも伝わり、儀式などに使われ高貴なものしか 身に着けることができませんでした。

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